ジェラルディンは あきやの だいどころで おおきな チーズを みつけた。
ともだちの ねずみたちに てつだってもらい かくれがに はこびこむ。
おれいは たっぷり ひときれずつの チーズ。
ジェラルディンが かみとった チーズの なかから おおきな みみが あらわれてくる。
どんどん かみとっていくと おおきな チーズの ねずみが あらわれた。
チーズの ねずみが ふいていたのは しっぽの フルート。
やがて ねむりに おちた ジェラルディンの みみに ふしぎな おとが きこえてきた。
こんな うつくしい おとは はじめてだった。
「これこそ おんがくに ちがいない!」
すっかり おんがくの とりこになった ジェラルディン。
みんなに そのすばらしさを つたえることが できるかしら。
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