ひろい うみの どこかで ちいさな さかなの きょうだいたちが くらしていた。
ところが あるひ あかいからだの きょうだいたちは おおきなまぐろに のまれて いなくなってしまった。
ひとりぼっちになった スイミーは ひろいうみのなかを ぼうけんしていった。
くらげ いせえび うなぎ いそぎんちゃくなどとの であい。
あるとき いわかげで じぶんに そっくりな あかいさかなの きょうだいたちを みつけた。
おおきなさかなから かくれていた。
スイミーは そんな みんなのために どこでも じゆうに およげる ほうほうを かんがえた。
そうだ!いっしょに かたまって おおきなさかなのように およいで みるんだ。
れんしゅうが はじまった。
そんな あるひ ちいさなさかなたちは おおきなさかなに であった。
すると。
みんなは どうしたの?
おおきなさかなを おいはらえた?
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