ちいさな からだの ペツェッティーノは じぶんが だれの ぶぶんひんか たしかめるために たびにでた。
はしるやつ つよいやつ とんでるやつ やまのうえのやつ いろんなやつを たずねあるいた。
「ぼくは きみの ぶぶんひんかい?」
と といかける ペツェッティーノ。
でも そのこたえは
「ぶぶんひんが たりなくて はしれる はず ないだろう?」
「ぶぶんひんが たりなくて つよい はず ないだろう?」
いつも おんなじ。
さいごに たずねた かしこいやつは ペツェッティーノに こなごなじまへ いくように すすめて くれる。
こなごなじまで なにが みつかるのかしら。
ペツェッティーノは じぶんが だれの ぶぶんひんか わかるのかな?
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